テクノロジーの進歩によって、今や私たちの周りにある、ありとあらゆるものにシステムが搭載されるようになってきています。それに伴って、システムの設計や開発、メンテナンスを担うエンジニアの需要は、かつてに比べて飛躍的に高まっている状況です。そのため、エンジニア業界は基本的には売り手市場と言われており、一定水準以上のスキルを備えたエンジニアであれば引く手あまたの状態です。
もっとも、だからといって誰でも簡単にエンジニアになれるというわけではありません。エンジニアにも様々な種類が存在しており、ニーズが高いものもあれば、そうではないものもあるからです。
例えば、ニーズが高まっているものの1つに、AIと呼ばれる人工知能やブロックチェーンといった最先端のテクノロジーを手掛けるエンジニアがあります。これらの技術は、自動車の自動運転や暗号資産といった、将来的にマーケットの拡大が見込まれる分野に欠かせないものなので、関連する企業にとっては、当該技術を使いこなせるエンジニアはいくら払ってでも招聘したい存在なのです。
また、SNSや動画共有サービスなどの普及によって、Webサイトを他と差別化してアクセス数を伸ばすことに貢献できる、Webデザイナーなどのニーズも高まっています。Webアプリケーション開発をするエンジニアもニーズが高く、これまた然りです。
もし、将来性を見据えてエンジニアとして働くのであれば、ここで紹介したような今後も高いニーズが期待できる種類の仕事を選ぶようにした方がよいかもしれません。