Webアプリケーション開発に携わるエンジニアには、大事なスキルがいくつかあります。
1つ目に挙げられるのが、基本的なプログラミングスキルです。Webアプリケーションを作る上ではHTMLやCSS、JavaScriptなどを理解し、活用する能力が求められます。プログラミングスキルは、見た目や動きを作り出す基礎です。特にJavaScriptは動的な要素の追加に欠かせない言語であり、近年のWebアプリケーション開発で重要な役割を担っています。
サーバーサイドのプログラミングによって、データベースの管理やアプリケーションのロジックの処理などを行う、バックエンドの知識も必要です。バックエンドでよく使用される言語はPHPやRuby、Pythonなどがあります。ユーザーからのリクエストに応じてデータを処理し、正しい情報を返すことも可能です。
セキュリティの知識も大事であり、ユーザー情報を守るために適切な対策を施さなくてはいけません。
Webアプリケーション開発はチームで行うケースも多く、コミュニケーション能力が成功を左右します。チームメンバーやクライアントとの効果的なコミュニケーションは、プロジェクトをスムーズに進めるには不可欠です。要件の正確な理解や課題の共有、解決策の提示などを円滑に行うために、明瞭で効果的なコミュニケーション能力が必要となります。
新しいツールやフレームワークが次々と登場していることを考えると、学習意欲と柔軟性も大切でしょう。最新技術に追いつき適応するには、学び続けなければいけません。
また、プロジェクトによっては予期せぬ問題に直面することもあるため、柔軟な思考と問題解決能力が求められます。これらのスキルセットを身につけることで、変化に富んだWebアプリケーション開発の成功を目指せるでしょう。
Webアプリケーションとは、インターネットに接続することで利用できるものです。一方で、アプリを端末にインストールして使うものは「ネイティブアプリ」と呼ばれ、Webアプリケーションとは異なります。Webアプリケーションの主な例はSNSやECサイトです。